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2011年7月21日、明石まつりの花火大会会場で、
11名の死者と247名の負傷者を出した大惨事から、
丸10年が経ちました。
事故当日、私は出店者として会場に居ました。
暴走族対策で会場出入口を2ヶ所に限定され、
出店店舗数も例年の半分以下となり、
凝縮されたまつり会場・・・
また初めての新会場での開催や、
雑踏警備体制に対する希薄な意識レベルなど・・
今になって色々な要因が重なってしまい、
起こしてしまったと感じます。
3年間の中断を経て市民まつり再開から、
実行委員会の一員となり、また2009年からは、
主催者であるNPOの副理事長として、
まつりの副実行委員長として、
出店参加者側から創り手側の立場となりました。
この10年、特にまつり再開からは、数多くの方々と出会い、
様々な意見交換をさせて頂き、今の私があります。
「賑わい」と「安全」、相反する要素を試行錯誤しながら、
今日までやってきました。
明石での事故以来、安全への意識レベルは、格段に上がり、
主催者はじめ兵庫県警も全国トップと言っても過言でない位、
雑踏警備は強化されました。
しかし、その反面で警備費の圧迫により、
祭・花火大会・イベントなどの中止が、
全国各地の自治体に広がったのも事実です。
警備費をかければ必ずしも「安全」を確保出来る
そんな単純な訳でもなく、知恵と工夫、経験を
少しずつ積み重ねて行くしか方法がないのかも 。
しかし、今日、地方財政が貧困してる厳しい状況
事故当時、生後11ヶ月だった長女もはや、もうすぐ11歳。
この子達にも、私達が生まれ育った「明石」
の夜空に輝く花火を見せてやりたい 。
被害に遭われた方々はじめ、
色々な意味で人生の歯車が狂ってしまった方々。
全てがリセットされる事は、現実的に不可能ですが、
もう1度、この「明石」の夜空に花火を打ち上げ、
起こってしまった事故を風化させず、
安全で賑わいのある市民まつりを行いたいです。
そんな理想に少しでも近づく事が出来る様、
少しずつでも歩んで行きたいです。
楽しいはずの花火大会で、
尊い命を失ってしまった方々の御冥福をお祈りしいたします。
古志 利宗
あかし玉子焼ひろめ隊 連絡先
あかし玉子焼ひろめ隊事務局(夢工房内)
〒673-0866
明石市朝霧町3丁目15-1
TEL 078-220-8352/FAX 078-203-3766
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